Bridges for International Communication
フィリピンではフィリピン語(タガログ語)に次いで英語が第二公用語とされています。フィリピンでは多くの人々は英語で会話をしますし、店舗の接客などもほとんどが英語です。
こちらではフィリピン語学留学・短期留学をサポートする「スタディ・フィリピン」がフィリピン留学前に英語を聞く力(リスニング力)をアップさせるヒントを紹介します。
英語の発音とリズムは独特です。
日本語には無い発音も多く、そのままカタカナ読みしてもフィリピンをはじめとした英語圏では通じないことが多いので注意が必要です。日本語英語といった日本語にもなじみが深いカタカナ化された英語の発音はネイティブの話す英語と大きく異なる場合があります。
リスニング力を鍛えるためにはネイティブの発音を沢山聞いて実地で会話をすることが一番ですが、それ以外にもディクテーションを取り入れた学習法が効果的です。
ディクテーションとは聞こえたまま英語を書き出す学習法で英語の音声テープや英語の音楽などを利用します。
Have you heard anything about Ken's new girlfriend?
(ケンの新しい彼女について何か聞いた?)
上記のような文章の場合、リスニングに慣れないうちは最初の単語が数個だけでもOKです。
まず聞き取れた部分のみを書き出します。次にもう一度テープを流し、今度は聞き取れなかった部分を意識して単語を埋めていきます。これを繰り返す事によって一文が出来上がります。
文章が長いと感じた際は、文の途中で止めます。Have you heard の部分で1度止めて書き止め、anything about で止めて書き止めます。わからない単語が聞こえてきた際はまずは聞こえたそのままをカタカナで書き止めておき、他の部分を埋めた後辞書で調べてみましょう。
何となく聞いていた言葉も実際に英単語として書き出そうとすると難しいことが多々あります。
実際に書き出してみると自分がどの部分が聞き取れて、逆にどの部分が聞き取れないのか把握する事ができます。
リスニング教材としてふさわしいのはネイティブスピーカーが発音しているもの、そして、スクリプトが全文テキストとして記載されているものです。なぜならテキストが無ければ自分が聞き取れなかった部分が何と発音されていたのか分からないためです。
また、実際にフィリピンに行った際にもネイティブの発音やリズムに気を付けて真似をしてみることがリスニング上達への近道になります。
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