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フィリピンに留学をし、月日が経つと気になってくるヘアスタイル。フィリピンでヘアサロンに入るのがなんとなく心配で、ほとんどの人が日本を出発する直前にヘアカットしているようです。
とはいえ2・3ヶ月も過ぎると、特に男性の場合は髪が伸びてきてしまうので帰国まで我慢できない人も多いのではないでしょうか。
そんな人にフィリピンのヘアサロンについてご紹介いたします。
フィリピンにも日本と同じように床屋(Barber)と美容室(Hair saloon)があります。男性は床屋、女性は美容室に行く人が多いという点も日本と同様です。
ローカルのヘアサロンの場合、料金は安いところで40ペソ、高くても100ペソほど。日本円で100円かからないほどでヘアカットできるということになります。町の至る所で似たようなヘアサロンを見かけますが、やはり料金の高い店ほど清潔でサービスが良いようです。
安さには理由があり、こうしたローカルのヘアサロンで働いている人たちは全員、美容師免許を持っていません。フィリピンでの語学留学中に滞在費を節約したいという人や、普段からあまりヘアスタイルにはこだわらないという人ならローカルのヘアサロンに行くのも良いかもしれません。
40ペソというわけにはいきませんが、清潔さや技術の高さを求めるなら日本人スタイリストのいるヘアサロンに行くのが最も確実でしょう。フィリピンにもマニラやセブといった日本人の多いエリアには、日本人経営の店や日本人の働くヘアサロンが複数存在します。
ただし、いずれのヘアサロンもカット料金は2000ペソほど。4000円強なので日本人にとっては普通の価格ですが、フィリピンの月給が平均15000~20000円くらいということを考えると、現地では相当な高級サロンといえます。
前述のとおり、美容師免許を持っていないフィリピン人スタイリストたちですが、トレーニングをきちんとしているヘアサロンはあるようです。現地でもおしゃれに敏感な人たちはこうしたところに通うのだとか。
SMなどのフィリピンの大型ショッピングモールにはいくつもヘアサロンが入っていて、「david’s salon」をはじめとして現地の日本人にも好評です。料金は600~700ペソくらいが目安。もう少し安さを狙うなら韓国人経営のヘアサロンも良いでしょう。
お店やスタイリストの当たり外れもありますが、ヘアサロンでポイントになるのがオーダーの仕方。日本人ヘアスタイリスト以外の場合は、オーダーするときに気を付けましょう。
まず、言葉だけでは伝わらない可能性があるので、切ってほしいスタイルのイメージ画像を持参しましょう。英語では説明しきれない細かなニュアンスも伝えやすくなります。
とはいえ、複雑なヘアスタイルは避けるのが無難。再現性の難しいヘアスタイルはいくら画像があっても難易度が上がります。
さらに用心するならば、理想とするヘアスタイルより若干長めのスタイルの画像を見せておけば、万が一その日のカットが失敗しても修正ができるのでおすすめです。