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フィリピンへの語学留学などで留学するのなら、せっかくですからフィリピンの史跡を観光して、フィリピンについて詳しくなりましょう。
1521年にマゼランがフィリピンに初上陸し、大きな十字架(マゼランクロス)を建立しました。
当時この土地の有力者であったフマボン王とファナ女王と400人の臣下たちは、フィリピン人として初のキリスト教の洗礼を受けたのです。その洗礼を行なった場所に、1834年に八角形の建物を建て、このお堂の中心にマゼランクロス飾りました。美しい天井画も、一見の価値があります。
昔は、この十字架を削って飲むと万病に効くと言われ信仰されていましたが、現在は十字架を守るため木のカバーが取り付けられました。キリスト教が初めてフィリピンに伝わった歴史ある場所です。
住 所 | Magallan Street, Cebu City |
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16世紀に建設されたサンチャゴ要塞。フィリピンの歴史を知る上で、とても重要な史跡です。
この歴史ある要塞は、スペイン統治時代の雰囲気を感じることが出来る場所です。軍事拠点や刑務所など様々な用途に使われていましたが、米軍や日本軍の基地として使われたこともあったようです。
今も地下牢や水牢跡が残り、戦争の悲惨さが胸をうちます。入口の壁には、当時の銃口跡も。独立運動の英雄ホセ・リサールの遺品などが展示されたリサール記念館もありますので、ぜひお立ち寄り下さい。
住 所 | General Luna Street, Intramuros, Manila Metro Manila |
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営業時間 | 8:00~18:00 |
費 用 | 大人75ペソ、学生・子供50ペソ |
ミンダナオ島にあるジャパニーズトンネルは、中心都市ダバオから車で20分程度のところにある史跡です。
第二次世界大戦の際、旧日本軍のもと、脱出用のトンネルが掘られました。長い期間、存在を忘れられていたトンネルでしたが、1960年代に発見され、全長約8キロメートルのうち約150メートルを公開しています。
会議に使われた横穴、牢屋として使われた壁のくぼみ、残留品の武器なども展示されているので、当時の日本軍に想いを馳せてみてはいかがでしょう。
住 所 | Diversion Highway, Ma-a, Davao City |
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営業時間 | 7:00~22:00 |
費 用 | 大人50ペソ、子供20ペソ(英語のツアーガイド有り) |
1814年。マヨン火山の大噴火が起こります。その大噴火の中、唯一残ったのがカグサワ教会の鐘楼です。
さらに、2006年。マヨン火山から台風により土石流が押し寄せてきますが、その時もこの塔は耐え抜きました。
そのため、「奇跡の塔」とも呼ばれ、レガスピを代表する観光スポットとなっています。マヨン火山と塔を一緒に撮影してみてはいかがでしょう。素人でも素晴らしい写真を撮影できます。隣接する博物館では、火山の歴史や噴出物を紹介もご覧頂けますので、ぜひお立ち寄り下さい。
住 所 | Asian Highway 26, Daraga, Albay Philippines |
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費 用 | 10ペソ |
マニラを代表する史跡観光地と言えば、16世紀のスペイン統治時代の城塞都市遺跡のイントラムロスは外せません。
当時、スペイン植民地政府が、敵の侵入を防ぐために築いた城壁で、城壁内部にはスペイン人が暮らしていました。要塞内の建物などは日本・アメリカ占領時代に戦闘で消失してしまいましたが、世界遺産サンアグスティン教会など、多くの歴史的建造物が集まっている場所です。
夜のイントラムロスはロマンティックな雰囲気ですので、ぜひ昼と夜の雰囲気の違いをお楽しみ下さい。
住 所 | Intramuros, Manila City |
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